特別支援教育は特別ではない
特別支援教育というと「通常の学級の中では関係がない」とか「特別支援学級や特別支援学校の領域」とか考えられている方はさすがに少なくなりました。あくまで統計上になりますが、発達障害である子どもは、35人学級で2人以上いる計算になります。おそらく、診断を受けていない子も少なからずいるはずですから、通常の学級であっても特別に配慮を要する児童生徒は必ずいると考えておかなければなりません。特別支援教育は特別では決してないのです。
大人が知っておくことで救われる子ども達
努力が足りないとか、辛抱ができないとかで片付けられていては、配慮を要する子ども達は伸びていきません。しかし、大人が知っていることで、適切な配慮ができる場面はたくさんありますし、そのことで困難を克服して生活や学習に意欲を持つことができるようになるかもしれません。その子の特性を変える事はできないかもしれませんが、特性とうまく付き合うことはできるのではないでしょうか。そのためにも大人がアンテナを高くして、正しい情報を仕入れていく必要があるでしょう。
ここでは、支援の必要な子ども達とかかわる上で知っておくべき情報や配慮する上で役に立つことなどをまとめてみました。なるべく正確な情報をお伝えするように心掛けてはいますが、いろいろな基準や検査方法などが日々見直されている状況ですので、他のサイトや書籍も参考にして頂くことをお勧めします。