ソーシャルスキルトレーニング「会話をする」

ソーシャルスキルトレーニング「会話」カード・掲示

 対人関係を築くにあたって私たちは意識的、もしくは無意識的にさまざまな技能や技術を使っています。こうした人付き合いのためのスキルは経験から習得され蓄積していきますが、これらが未熟な子には、トレーニングによって身に付けさせることができます。このような考えからソーシャルスキルトレーニングが教育の中でも取り入れられています。

 ただソーシャルスキルといっても広範囲におよび、さまざまなアプローチがあります。このページでは、ソーシャルスキルの中でも、コミュニケーションに焦点を当てて、会話のきっかけになるようなカードを使い、それを使って友達や先生との会話ができることをねらっています。

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「会話」カードの使い方

 絵を見てその絵の内容を会話のきっかけとしていただくカードです。A4用紙に印刷後、上下半分に切り分けてください。裏面は白紙で構いませんが、トランプのように裏面に模様を入れるためのデータも用意しています。

 問題文を参考にして簡単な問いかけに対して、自分が話したり人の話を聞いたりする課題です。絵は具体的な場面のものから、様々な解釈ができるものまであります。この課題は会話ができることが目標ですので、出題者の解釈と違っていても構いません。また、道徳的に正しい解決方法を考える課題でもありませんので、出題者の求める答えを無理に誘導するもの避けましょう。

 先生の話を聞く場面は、聞くトレーニングに当たりますが、長い話を聞く力の備わっていない子に長く話しても効果がありません。できるだけ短く話をまとめるのが基本と考えましょう。

「 会話」カード(一括ダウンロードはページ下)

上記のカードをまとめてダウンロードして頂けます。下のダウンロードボタンからどうぞ

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