うまく書き写せない?ひょっとして、それ目の動きが原因かも!

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うまく書き写せない?ひょっとして、それ目の動きが原因かも!

学力や理解力は劣っていないのに目の動きの悪さによって支障が、、、

 私たちは、本や漫画、雑誌などの印刷物を読む場合、視線を目的の箇所に無意識に合わせることで、そこに書かれている文字や言葉を認識しています。通常であれば、この目の動きを意識することはありません。ところが、視線を目的の箇所に合わせるのが、苦手な子どもも少なからずいます。この子ども達の中には、学力が低い訳でも、理解力が劣っている訳でもないのに、読むことや書くことが苦手な場合があります。それは、単に、見るために目を動かすことができていない、もしくは、目を動かすことにとても時間がかかる、という事が原因である場合があるのです。

 子どもの眼球の動きが悪いかどうかは、勉強している様子を観察することで知る事ができます。特に視写、ノートに何かを書き写す時に苦労していないかを観察してみましょう。たとえば、黒板に書かれた文章をノートに写す場合にとても時間がかかる場合や、家庭で宿題をしていて、ドリルに直接書き込む時はそうでもないのに、ドリルの内容をノートに写す時に時間がかかる場合などがそうです。この原因として、「ワーキングメモリーが低い場合」と「目の動きが悪い場合」とが考えられます。

 視写する場合、目は写している黒板や本、ドリルなどとノートの間を行ったり来たりしています。ワーキングメモリーが低いと一度に覚えることのできる内容が少ないので、何度も行ったり来たりを繰り返すことになります。そのため、視写に時間がかかります。このワーキングメモリーの改善については、別の記事で紹介しようと思います。視写がうまくできない、もう一つの原因が、目の動きの悪さです。書き写すためには、黒板や本、ドリルなどとノートの間を行ったり来たりしなければならないのに、その行ったり来たりがスムーズに行われないことで、うまく視写ができないのです。

目の動きの悪さはトレーニングで改善

 この目の動きの悪さはトレーニングによって改善が可能です。たとえば、「ウォーリーを探せ」という有名な絵本がありますが、男性や女性、若者や老人、大人や子ども、たくさんのイラストの中から、メガネをかけた赤と白の縞模様のシャツをきたウォーリーを探すのはとても大変です。

 似た人を見つけては、これじゃないとまた別の所を探し回ります。この時、目はせわしなく絵本の上を行ったり来たりしています。このように絵本の中のウォーリーを探すという行為が、視線をあちこちにに移動させることになって、眼球を動かすいい機会になっています。このような経験をたくさんさせることで、眼球の動きの改善を図ることができます

 ところで、目の動きが悪い子どもは、ADHDを合わせもっている場合が案外多いようです。目の動きが悪いと目だけを動かして物を見ることができないので、体ごと動かすことになりますが、そのことがADHD特有の多動に拍車をかける結果になっているのかもしれません。

 ご存じのように、ADHDの子どもは、集中力が長続きしません。そのため、同じ教材を利用することはできません。そこで、教室内で宝探しのようなゲームを行うとか、絵本を使うとか、あの手この手を使って改善に迫る必要あります。当サイトでも眼球の動きを改善するためのプリントをいくつか用意していますので、いろいろな手段のひとつに使って頂ければ嬉しいです。下記のリンクからご覧ください。

眼球の動きをトレーニングするためのプリント

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