ゲーム的な要素で学習効果が上がる
プリントを使って基礎的な力を身に付ける、スモールステップで学習するといった方法でももちろん効果はありますが、ゲーム的な要素を取り入れるとさらに学習効果が上がる場合があります。そこで、カード教材はいかがでしょうか。トランプやカルタのように使うと、勝ち負けの要素も加わり、集中力がアップします。また、対人関係の構築にも効果が表れるかもしれません。
ただ、ここで注意しないといけないのは、勝ち負けに強くこだわる子の場合です。こういう子は、負けた時、次は頑張ろうと考えず、負けるんだったらもうしないと考えることが多いからです。こうした子の場合には、子ども同士でゲームをするのではなく、相手は手加減のできる大人がいいでしょう。ある程度、ゲームにも慣れて、自信がついてくれば、今回負けても次は勝つことに希望を持てるのではないでしょうか。ゲーム的な要素が入る場合は、そうしたことを配慮しながら、取り入れる必要があります。
さて、ここでは、トランプのように遊びながら、式と答えをあわせたり、ひらがなを覚えたりするためのカードなど、プリント教材とはまた違った活用のできる教材を用意しました。同じカードを使っても、神経衰弱からババ抜きへルール変更することで、いろいろな学びが可能です。
カードと合わせて、教室の環境整備や学習に役立つ備品整理シールやアルファベット表なども用意しています。