アクティブr-ニング

2020年から順次始まる新学習指導要領の概要を示した中央教育審議会の「審議まとめ案」が公表されたようです。

それに伴って,「アクティブラーニング」という言葉が現場では,盛んにつかわれ始めています。

「アクティブラーニング」とは,いったい何でしょうか?

アクティブという言葉はよく使います。お休みの日にじっとしることができなくてあちらこちらとお出かけしていると「アクティブだね~」などと言われることがあります。

AL(アクティブラーニングの略)は,指導・学習方法のひとつです。

例として挙げられているのが,グループディスカッション,ディベート,グループワークなどです。それだけではないようですが・・・。

とても理想的な方法だと思います。しかし,一方で子どもの基礎的な力をつける時間が確保できるのか少し心配しています。ディスカッションなどは,もちろんディベートもですが,知識や語彙が豊富で,しかも人に自分の意見を堂々と述べることが出来る人が有利です。ゆえに心理的に安定していることも条件の一つでしょう。そういったことを踏まえてはじめて成立するのだと思います。

私の解釈が正しいとは限りませんが,話し合い活動で,友だちの意見を聞いて「なるほど、そういう意見もあるのだな。」と思うこともあれば「いやいや、それは私の意見と違う。」ということもあります。時には的外れなことを思ったりもします。いずれにしても自分の意見を友だちの前で言うのは勇気がいります。反対意見を言ったら仲間はずれにされないかなとかあの人に賛成意見を言ったら仲の悪い人がどう思うかなと考えるでしょう。子どもの世界だって,大人と同じなのです。

ALの意義も主旨も理解できるのですが,そのことがクローズアップされ過ぎて漢字・計算の練習をはじめ基礎的な学習の時間の確保ができないのであれば本末転倒,低学力に拍車がかかります。

そしてALなどと今更言われなくても,教師はずっとその方法を使っています。前にブログにかかせていただいた「引き出し」のひとつです。

文字も定着し,語彙を豊富に使うことができるようになり,自分の意見をもつようになって,その意見を言うことができる雰囲気ができたら,先生の判断でこの子たちに「ディスカッション」をさせてみようというような現場の決定権があくまで優先されるべきだと思います。特に私は小学校に勤めているからそう思うのかもしれません。

目の前の子どもたちの事を考えて,時にはALも使いながら現場の教師は日々教育して欲しいと思います。

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