ADHDやLD、自閉症スペクトラムなどの発達障害に関する基礎知識や実態把握の方法論、視覚支援の実例など、特別支援教育に関わる上で知っておくべきこと、知っておくと役に立つことをまとめています。

学習障害(LD)について-判断基準

(2)判断基準
LDのチェックリストを載せます。
LDの気づきポイント
聞く
・聞き間違いがある(「知った」を「行った」と聞き間違える)
・聞きもらしがある
・個別に言われると聞き取れるが,集団場面では難しい
・指示の理解が難しい
・話し合いが難しい(話し合いの流れが理解できず,ついていけない)

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話す
・適切な速さで話すことが難しい(たどたどしく話す。とても早口である)
・ことばにつまったりする
・単語を羅列したり,短い文で内容的に乏しい話をする
・思いつくままに話すなど,筋道の通った話をするのが難しい
・内容をわかりやすく伝えることが難しい
読む
・初めて出てきた語や,普段あまり使わない語などを間違える
・文中の語句や行を抜かしたり,または繰り返し読んだりする
・音読が遅い
・勝手読みがある(「いきました」を「いました」と読む)
・文章の要点を正しく読み取ることが難しい
書く
・読みにくい文字を書く(字の形や大きさが整っていない。まっすぐに書けない)
・独特の筆順で書く
・漢字の細かい部分を書き間違える
・句読点が抜けたり,正しく打つことができない
・限られた量の作文や,決まったパターンの文章しか書けない
計算する
・学年相応の数の意味や表し方についての理解が難しい
・簡単な計算の暗算ができない
・計算するのにとても時間がかかる
・答えを得るのにいくつかの手続きを要する問題を解くのが難しい
・学年相応の文章題を解くのが難しい
推論する
・学年相応の量を比較することや,量を表す単位を理解することがむずかしい
・学年相応の図形を描くことが難しい
・事物の因果関係を理解することが難しい
・目的に沿って行動を計画し,必要に応じてそれを修正することが難しい
・早合点や,飛躍した考え方をする


以上合計30問から構成されています。評価については,「0:ない,1:まれにある,2:ときどきある,3:よくある」の4段階で行います。それぞれの領域で合計点を算出して,12ポイント以上の領域が一つでもあれば「学習上に(LD的な)困難を有する」と判断するとなっています。


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